
子供の予防と顎育

はじめに
子供の歯科予防とは
- 子どもの歯科予防は、むし歯を防ぐだけでなく、食べる・話す・眠るといった生活の土台を整える取り組みです。乳歯のむし歯や早期喪失は、永久歯の歯並びや噛み合わせ、食べ方の癖にも影響します。「虫歯にならない・削らない」環境づくりが大切です。
- むし歯は甘い物の量よりも、「糖に触れる回数と時間」でリスクが大きく変わります。ひごろから糖分の入ったおやつを避け、噛み応えのある食品を中心に子供の食生活を考えましょう。食習慣は子供時代の影響が大人まで続きます。良く噛み美味しい食べ物を心がけましょう。
- 乳幼児期は授乳・哺乳瓶・指しゃぶり・おしゃぶりなどの吸う習慣にも注意が必要です。顎育を考えた哺乳瓶ニップルの選択、母親の食習慣など注意点があります。母親の食事を含めた食事指導を歯科医院と一緒に考えることが現実的です。
顎育(がくいく)とは
- 顎育は、母乳の吸啜(きゅうてつ)と、乳歯が生えてからの「よく噛む」習慣づくりを軸に、顎が育つ土台を整える予防です。顎の発達は生まれつきだけで決まらず、毎日の口の使い方・食べ方の積み重ねで育ち方が変わります。
- 乳児期は、しっかり吸って飲むことで唇・舌・頬の筋肉が働き、上あご・下あごの成長の基礎が作られます。吸う動きが弱いまま飲める環境が続くと、口周りが使われにくく、口がぽかん・舌位が不安定になりがちです。姿勢と呼吸も含めて見守ります。
- 乳歯が生えたら中心は「噛む経験」です。顎は噛む刺激で筋肉・骨・歯列が育ち、歯が並ぶスペースにも影響します。硬い物を与えるだけでなく、年齢に合う食形態で噛む回数が増える食べ方を日常化します。丸のみ・柔らかい物中心・早食いは注意し、呼吸や姿勢も整えます。


予防プラン
0歳から始める顎育・永久歯に向けて歯並び虫歯予防
目標:矯正しなくても良い歯並びに
| 時 期 | 年 齢 | 概 要 |
| 妊娠期 | 産 前 | 【歯科母子手帳】 産前にやっておきたい歯の治療・口腔衛生・母乳の飲ませ方・禁忌な食べ物・食べ方の工夫指導 母親口腔診断・口腔ケア・治療/授乳/顎育/食習慣設計/母親サプリ指導 写真/顎育スターターパック(哺乳瓶など) |
| 新生児 | 1ヵ月 | 実践授乳法(顎の発達と歯並び)・母親の食事(サプリ指導) 吸啜(きゅうてつ)・吸啜姿勢・母親口腔ケア・栄養状態の確認・pH確認開始 |
| 乳 児 | ~2歳 | 口腔ケアと顎の発達診断・母親の食事(サプリ指導)・子供の食事と歯科指導・母親の口腔ケア 乳歯保存箱 |
| 幼 児 | 3~6歳 | 顎の発達診断・糖分摂取・GI値・家族の食事診断と改善計画・これから与える食事指導・母親の口腔ケア DH歯科指導(歯磨きコーチ)/食事指導(砂糖・GI値) /幼児母用歯科ケアセット |
| 児 童 | 6~8歳 | 口腔洗浄(イリゲーション) DH歯科指導(歯磨きコーチ) 食育指導 |
削らない定期予防の特典(案)
「削らない歯科医師の会」所属の歯科医院では、以下を実施しております
- 初期虫歯の対応
Cu⁺セメント及びCopper Seal(Cu⁺セメント+バニッシュ)によるシーラント。自然治癒力を利用した虫歯除菌の再石灰化が・・・・ - 中度以上の虫歯
Cu⁺セメントによる削らない虫歯治療・・・・ - 次亜塩素酸水による口腔内イリゲーション
- 次亜塩素酸水ホームケア(含む定期予防)
料金
実施医院におたずねください。
